カルダノと暗号通貨Adaの最新情報

カルダノと暗号通貨Ada/エーダの最新情報や初心者向け解説を提供します

【初心者向け】Cardano/カルダノに関する情報まとめ

Cardano/カルダノって何、カルダノについて知りたい、
どんな組織が関わっているの、
と思ったときに情報がなかなかまとまっていなくて困りますよね。

実はRedditという英語サイトで、カルダノのことについて非常に分かりやすいまとめがあるので、その翻訳情報をここに記したいと思います。

www.reddit.com

 

カルダノへようこそ

カルダノは、Haskellで書かれた非常に安全なブロックチェーンです。
これにより、コードの形式的検証が可能になり、階層化されたアーキテクチャによる拡張が可能になります。カルダノの技術は、世界有数の大学で査読された研究から作られています。
2年以上の計画と開発を経て、Cardanoブロックチェーンが2017年9月29日に一般公開されたことを発表しました。
CardanoのAdaトークンは、10月1日Bittrex取引所で取引できるようになりました。
このページでは、プロジェクトの詳細を学び、その大きな可能性を理解し、カルダノの世界的なコミュニティに参加することができます!

 

Getting Started:カルダノの始め方

「カルダノとは何か」を理解する

カルダノは、価値の高いアプリケーションに適したプラットフォームを構築することを見え据え最新の研究と技術を活用した、セキュリティに優れたブロックチェーンです。

またカルダノは、世界有数の大学と提携して作成された査読済みの研究の基盤上に構築され、非中央集権的アプリケーションと、「形式的検証」という技術によって作動するスマートコントラクトのプラットフォームを創造することを目指しています。

これにより、価値が高く、セキュリティが最も重要といなるアプリケーションのために、コードとスマートコントラクトの正当性を論理的に証明することができるようになります。

「カルダノを運営するチーム」を理解する

カルダノは、そのプロジェクトにおいてそれぞれ異なる役割を担う3つの企業から構成されています。 

  1. カルダノ財団:カルダノのエコシステムとコミュニティを保護するスイスにある非営利組織。政府や規制当局と積極的に協力し、また企業や他のオープンソースプロジェクトとの戦略的パートナーシップを形成することで、技術をグローバルに普及させることを目指しています。
  2. IOHK:30億の人々に金融サービスを提供するために、ピアツーピアのシステムにイノベーションを起こすことに取り組む世界レベルの技術を保持するテクノロジー開発企業。このグループは、2020年までCardanoプラットフォームを設計、構築、および維持する契約を結んでいます。
  3. Emurgo:Cardanoの分散ブロックチェーンを利用したい組織や起業家やビジネスを支援し、発展させ、統合していくために設立された企業。

カルダノプロジェクトの特徴は何か?

カルダノは正式な査読を通したアカデミックなリサーチ研究の成果により構築される最初のブロックチェーンプロジェクトです。基礎となる技術がこのレベルで精査されていることは業界初です。

これに加えて、カルダノはHaskellというコーディング言語で書かれている点が特徴的です。Haskellは、最も安全なプログラミング言語の1つであり、エラーの数を最小限に抑え、プラットフォームに非常に堅牢なセキュリティを構築することができます。
これには、「形式的検証」と呼ばれる技法が用いられ、コードの正確さを数学的に証明することができます。

また、カルダノは個人のプライバシーを保護しながら、規制された業界でも動作するように設計されています。 カルダノで構築されたアプリケーションは、規制の要件に合うように個別にカスタマイズできますが、個人は規制されたドメインに入るかどうかを選択することでプライバシーを保護できます。

どのようにしてAda/エーダを保有することができるのか?

カルダノが提携している唯一の取引所はBittrex.comです。今後数ヶ月をかけてより多くの取引所とのパートナーシップが発表される予定です。 Bittrexは現在、BitcoinとAdaの取引ペアを提供していますが、他のペアはすぐに追加されます。こちらからBittrexにサインアップすることができます。

どのようにしてAda/エーダを送ったり、受け取ったりできるのか?

あなたはウォレット(通過の保管場所)を手に入れて始めたいと思うでしょう。 カルダノの開発パートナーであるIOHKはDaedalus/ダイダロスウォレットを作成しており、ユーザーはエーダを安全に保管することができます。最終的には多くの異なる暗号通貨を扱えるようにサポートします。

 

主要な文書とプロジェクトリソース

主要なリソース

Cardano Hub/カルダノハブ:カルダノのメインとなるウェブサイト。ここから全ての情報とリソースを確認できます。
Block Explorer/ブロックエクスプローラ:カルダノのネットワーク上のアドレス、トランザクション、エポック&スロットを検索します。
Daedalus Wallet/ダイダロスウォレット:コミュニティと一緒に成長するように構築されたエーダのオープンソースウォレット。

ホワイトペーパー(プロジェクトの全体像や仕組みや理論・テクノロジーを記述している正式な公表用資料)

カルダノは、非常に強力な学問的財産を持ち、世界的な暗号会議であるCrypto 2017でカルダノの学術論文の1つが受け入れられた最初の暗号通貨です。IOHKは、エジンバラ大学東京工業大学などの世界的な学術機関の多くとの研究センターやパートナーシップがあります。

カルダノハブのWebサイトには、ホワイトペーパーに2つのセクションがあります。

  1. 哲学:紛らわしいことに、ほとんどの暗号化処理プロジェクトでは、学問的でない言葉を使ってホワイトペーパーを呼び出しています。ここでは、プロジェクトがどこから始まったのか、そしてその目標が何であるかを知ることができます。 Cardanoは、安全性に優れたHaskellブロックチェーンを構築するための最新の学術的・工学的洞察をどのように取り入れているかを説明します。
  2. 学術論文:このセクションでは、初めて安全性が証明されたPoSプロトコルであるOuroborosなどのカルダノの技術の背後にあるピアレビュー論文を公開しています。

カルダノの金融政策

  • 合計最大供給:45,000,000,000(450億) ADA
  • 公開前セールで配布された合計Ada:25,927,070,538 (259億)ADA

セール期間中に販売されたAdaバウチャーの20%に相当する額、約5,185,414,107(約51億)Adaバウチャーが生成され、カルダノのエコシステムの3つの組織である、IOHK、EmurgoおよびCardano Foundationに配布されました。
セールで販売されたAdaと合わせると、31,112,483,745(311億)Adaが配布されています。詳細はカルダノの金融政策文書を参照してください。

開発コードとテクニカルドキュメント

カルダノブロックチェーン全体は、完全にオープンソースのソフトウェアであり、Githubで見ることができます。また、IOHKによって作成された広範な技術文書もここで見ることができます。

ロードマップ

カルダノのロードマップはすぐに発表され、ここに掲載される予定です。

プレセール

Ada/エーダのトークンのプレセールは、2015年9月から2017年1月まで、4つの分割発行で行われました。販売中に1つのAdaに対して支払われた平均価格は$ 0.0024USD(約0.24円)であり、Adaのバウチャー保有者の94.8%は日本のプレセールに参加した人たちです。カルダノ財団が実施した監査報告書の要約はここで入手でき、またカルダノの ジェネシスブロック(ブロックチェーンの最初の特別なブロック)の分布もここで見ることができます。

マイニングとステーキング

私たちは現在、IOHKとCardano Foundationの信頼できる組織がネットワークを運用し管理している「ブートストラップ・エラ」に入っています。この次に、私たちは「リワード・エラ」に移行し、その詳細はすぐに公開され、ここで更新されます。

プレス

カルダノについては数多くの記事が出稿されています。 NasdaqForbesBitcoin magazineの雑誌でCardanoについて読むことができます。

 

以上、様々な専門用語やツールやアイデアが書いてあるまとめでした。
最初からすべてが分かるのはもちろん難しいので、
少しづつ勉強していけばよいと思います。

とにかく情報に触れていくことが大事ですね!